日々の生活の中で採取された日用品や雑貨、自らシャッターを切った写真、そして断片的な映像。組み合わせ、配置し、「記録」と「記憶」の境界、そして物の価値のの揺らぎについて再思考する。
自身の制作プロセスに加え、町で耳にした言葉と写真や撮ることすらできなかった風景を元にレディメイド作品として設置する。窓越しにこちらを凝視するぬいぐるみ、大袈裟な看板、道端に置き去りにされた缶チューハイ、あるいは用途不明な場所から突き出した排水パイプなど、町中で偶然遭遇したものを引用し、展示することで、私的な物語から都市の普遍的な風景への変換、再構築を試みる。







【聞こえたフレーズ】
一瞬でオレがわかるはず
次は私の葬式で
みんなが沖縄じゃない
先生一番後ろにいるでしょ
そんなモラルは捨てた
全部入ってるんでしょ?
何のメリットがあるんですか?
若いから
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常に更新されていく風景のなかで自分の立ち位置や役割を思考しながら、ときには意識にないように目的なく歩いてみたりした。日中は工事の音や人の声、流行りの曲だったりアナウンスだったりで何を聞いているのかもわからなくなるような音に包まれていた。商業施設やオフィスが動き出す少し前の早朝は、人よりもハトやカラスの方が目立って見えた。
彼らは高いところにいて、自分には予測のできないタイミングで鳴く。違う社会に生きていて、ものすごく自由に写ってしまった。
ひとのあまりいない高いところから街を眺めて、音を出してみたくなった。都会の空気を吸い、一息でできるだけ長く音を出すことで、都市に微振動を与えてみて、少しだけ社会に干渉してみる。
ビルの屋上や見晴らしの良いところで数回笛を吹く。回数は多くても5回程度で検討。早朝や夕方は鳥が移動をする時間帯のため避けたい。12:00から13:00頃を想定。(鳥を撃退することを目的としていないため、該当の時間帯であっても状況に応じて実行する。)